昨日の続きです。

【母系】
まず高齢馬は極力、避けます。
あのロジータでさえ、ここ数年は出がらしの感が否めません。
やはり若いに越したことはない(笑)

血統は勝ち上がり率を重視します。
産駒からGI馬が出ていても他の産駒が泣かず飛ばずでは…ね。
むしろ2〜3勝馬が複数(しかも近年に)出ている母系が好きですね。

【産駒の傾向】
近年は完全なスピード競馬です。
晩成・長距離で芝専用の牝馬なんて基本的には活躍の場がありません。
また大型馬は腰・トモがパンとするのに時間がかかります。
体質(特に脚部)が丈夫でないとすぐ故障してアウト。

大きいとこを狙うなら芝馬ですが、ダートもこなしてくれないと…。
冬場の下級条件なんて、まず「芝」は無理。
ダートをこなせれば交流競走への選択肢も出てきます。
ダート専用ってのも息の長い活躍ができるのでね個人的には好きです。

で、今年の候補2頭は…

【ペガサス6】
母は高齢だが近年もコンスタントに勝ち上がっている。
姉に重勝勝馬ホワイトカーニバルがおり、大きなとこも期待できる。
父・ジャンポケ産は気性が難しく、芝馬のイメージが強い点はマイナス。
また本田厩舎の主戦は藤田だが、太宰、小林徹の可能性もある。

【ペガサス14】
母は高齢馬。近年、目立った活躍馬は輩出していない。
ただ叔父がフレンチデピュティであり、血統的には魅力がある。
父・ゴルアは比較的早仕上がりで勝ち上がり率もまずまず。
ただし高額条件でのゴルア産はあまり見かけたことがない。

服部代表との話で出てきたのは以下の点
・仕上がり早ではないが、丈夫なダート馬。
・早々に繁殖にあげることはせず数を使いたい。
・須貝調教師は若いので柔軟性があり、こちらの意向を聞いてくれる。
つまり大きいトコというより、息の長い活躍が期待できる。

どっちにしても満口には程遠いようなので今年はじっくり様子見です。