２１日で結婚１５周年を迎えました。
これを機に、久しぶりに「オステルリーラベイ」を利用しました。
ブログで確認（→こういう時に便利です）してみたら、前回は２０１２年の１２月
つまり１年以上行ってなかったんですね。

予約の電話を入れたとき、シェフが嬉しそうに
「お久しぶりです」
「お会いできるのを楽しみにしております」
と告げてくれたのが印象的でした。

聞けば、まだ１日３組のみの完全予約制で営業とのこと。
ストイックなシェフのこだわり料理に期待が膨らみました。
また「料理のリクエスト」があれば、との一言も。

「シェフのフォアグラ料理を!」

とだけ伝え、当日を待ちました。

ちなみにフォアグラ料理ですが…
→良いフォアグラがないときは提供されない。
→絶品中の絶品で、同じ料理は二度と出てこない。

来店当日。
今回、提供されたシェフ渾身の品々が以下です。

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まずはアミューズ。
この料理は「究極の地卵」（→１個200円!）を使っています。
そこにフォアグラが添えられ、味を引き立てています。
アミューズはこの他に２品の合計３品でした。

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前菜です。
シェフお得意の無農薬野菜を用いた農園風のテリーヌ。
真鯛のカルパッチョと柚子風味の泡仕立てが添えられています。

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巻海老を乗せたトマト（上層）と茄子（下層）のゼリー寄せです。
左の方に見えるのは、クスクスのマグロ添えです。

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この日のベストはこれでしたかね。
トマトの下にホタテのソテーがあります。
ホタテの周囲は昆布〆めしたヒラメで包まれています。
いちばん下にはソースに満たされたダイコンが鎮座。
露払いに北寄貝が添えられ、もうグウの音が出ない美味しさ…。

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御口直しに、ミカンのソルベ。
シャンパンのグラニテとかが今までは多かったから、これも新作ですね。

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メインとなる肉料理です。
素材は何とエゾシカ!!
パンチの利いた肉料理であります。
臭みもなく、エゾシカの血を利用した濃厚なソースで味わいます。
添えられているのはイチジクのチーズ乗せとフォアグラ。
アミューズだけでフォアグラは終わりと思っていたので、これは嬉しかった。

デザートは何と３品!
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洋ナシのコンポート
器の下にもお楽しみのオデザが隠れています。

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こちらは栗尽くしのプレートです。
15周年記念の文字を入れてくださいました。
…プリン仕立てのアイスの美味さに悶絶しました。

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最後にチョコレートの濃厚マカロンとコーヒ風味のブランマンジュ。
もうお腹がいっぱいでしたが、やはりデザートは別腹ですね。
ちなみに姫福、ダイエットハーブティーを注文しておりましたが、無駄な抵抗でしょう（笑）

帰りがけに今日の料理の仕込み話などを伺い、改めて感心。
ホントに料理に妥協をしないシェフの姿勢に頭が下がります。
ルディもいますから、なかなか訪れる機会がありません。
でも「また来たい」と思わせてくれる大事なお店です。

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