先週は良い週末になりました。
ルペールノエルは復帰戦を５着と上々の結果。
ブラゾーハリーは水沢競馬の重賞に出走し５着。
さすがに老雄ナムラタイタンには敵いませんでしたが、まだまだやれそうな感じ。
そして何よりだったのはシャクンタラーのメイクデビュー勝ち!!
前評判が高かっただけに期待と不安が半々でしたが、期待に違わぬ勝ちっぷり。
殿福厩舎久しぶりの「勝利」なのであります。

しかし恐るべきは『姫福の相馬眼』です。
殿福がシルク2014世代でピックアップした候補からのセレクトを依頼した時…。
全ての候補を無視し、「おもしろいのがいる」と推してきたのが「ムガール」（＝シャクンタラー）でした。
曰く、『コストパフォーマンス重視』、『ダートOK』、『馬体◎』とのこと。
最終的には満口ですが、当時は全くと言っていいほど人気がなかった募集馬です。
姫福は『１つ勝てたら息の長い現役生活が可能』のつもりが…（笑）
シルク世代最初の勝馬となるとはね。
そういえばウニのセレクトツアーの時もフレンチカクタスを見抜いています。
なんか「相馬眼」ってホントにあるんだなって感じ。

……スゴイや（汗）


尚、シャクンタラー関係者のコメントは以下。

戸崎圭太騎手
「道中はモタモタするところがありましたが、最後はしっかり伸びてくれましたね。
4コーナーではかなり外に振られてしまったのですが、あそこから良く届いたと思います。
まだ遊び遊び走っていますし、まだ緩さもあるので、これから更に良くなっていくと思います」

鹿戸雄一調教師
「4コーナーで外に振られた時はどうなるかと思ったのですが、強い勝ち方でしたね。
まだフラフラして子供っぽいところがありますが、その中での勝利ですから、能力の高さの証だと思います。
今後の成長が楽しみですね。
この後は直接天栄へ放牧に出し、状態を見ながら次走を検討します」

この内容からもわかりますが、気性がまだ子供で遊びながらのレース。
言い換えれば「伸びシロ」は充分にありそうです。
あとは放牧後、どこを狙うかが問題ですね。
血統的に距離は伸びてよい方ですから、ギリギリ1600でしょう。
となると新潟２歳Ｓ、もしくは札幌２歳Ｓでしょうか。
そしてその後がアルテミスかなぁ…。
でも早い段階で1つ勝てましたから、このあとはじっくり構えて来春の大舞台をめざしてほしいです。

タグ ：