◆ルペールノエル

吉澤ステープルWEST
14日に、吉澤ステーブルEASTからWESTに移動。
軽めの騎乗調教を始め、コースと坂路で普通キャンターまで進めている。
輸送の影響もなく元気一杯。
飼い喰いや体調面も良好で、北海道でしっかりと充電できたようだ。
様子を見ながらペースを上げ、帰厩の態勢を整えていく予定。
「まだ乗り出したばかりなのでなんとも言えないところはありますが、ちょっとズブくなっているのかもしれません。
北海道では時計を出していませんし、休みモードなんでしょう。
これからペースを上げて、スイッチを入れていきます。
でも、暑さにバテた感じもないですし、久しぶりになりますが体つきもシャープ。
具合は良さそうですよ」
(担当者)

問題は、どのタイミングで帰厩となるか。
東京ハイジャンプは10/12です。
9月中に戻せないとレースには使えません。
東京も「パス」っぽくなってきました。
前走は「中山グランドジャンプ」なんですけど…。


◆アドレ

千葉県ナルタ牧場
引き続き、角馬場でダクとハッキングを長めに行っている。
過度にテンションが上がることはないが、発汗量が他馬よりも多く、まだ本州の気候には慣れていない様子。
輸送で減った馬体は少しずつ戻ってきているが、まだ細身に映り、もう少しふっくらさせてからペースを上げていく予定。

早くて10月帰厩かな。
どういった形でレースに復帰するのか、あるいは復帰できるのか…。
今後のことが非常に気になるのであります。


◆ネージュダムール

宇治田原S
移動後、数日間はウォーキングマシーン運動で様子を見て、騎乗調教を開始。
現在はコースで普通キャンターを1800〜2400、坂路をハッキングで1本乗っている。
ハミを噛むところがあるため、左の首から肩に掛けて硬くなりがちではあったが、慣れてきたのか次第に良化。
今くらいのメニューであれば、元気一杯に走っている。
来週あたりからは更にペースを上げ、徐々に入厩の態勢を整えていく予定。
「力んで走るので、どうしても首が硬くなりやすいですね。
でも、ケアしていることもあって大分良くはなっていますよ。
まだ軽めなのでなんとも言えませんが、気の勝った馬なのでペースを上げても対応してくれるのではないでしょうか」
(担当者)

仕上げは定評ある宇治田原。
11月位にデビューできるといいんですけどね。


◆クイーンズバラッド

宮内牧場育成場
現在は、パドック放牧とウォーキングマシーン運動を行い、骨瘤の経過を観察している。
徐々にウォーキングマシーン運動の時間を延長しているが、脚元の状態は良好を維持。
運動後に熱を帯びる割合も減っており、触診反応も以前ほど見せなくなっている。
骨瘤が、徐々に固まってきたのだろう。
この様子なら、近いうちに騎乗へと移行することができそうだ。

本馬に関しては骨瘤のこともありますから、年内デビューは微妙です。
早期デビューができないと、結構状況が厳しくなります。
適性としても「芝」>「ダート」。
冬場は番組が少ないですから、そこんとこも気になります。