☆ネージュダムール

小倉3R ３歳未勝利芝1200(吉田隼)
18頭立4人気 馬体重416(-8kg)　
1:09.7(1.4差)　３着

スタートダッシュが一息で中団から。
中団馬群の中を追走しながら3、4角を回り、直線では外から目立つ脚で追い込んできたが、勝ち馬は大きく抜けており3着まで。
「前走から少し間隔があったためか、ゲートで待たされた時にボーッとしていたんです。
それで行き脚がつきませんでした。
それに、出てからすぐに8番の馬に寄られて位置取りが悪くなってしまったんです。
あれが痛かったですね。
もう少し前めで競馬できていれば際どい勝負になったはずなんですが…。
でも、最後はすごい脚を使ってくれました。
とても届かないような所から来ましたからね。
走りますよ、この馬。
1200mも合っている感じです。
すぐに勝ち負けできると思います」
（吉田隼人騎手）

テン乗りもあってか、スタート一息で中段からのレースという想定外の展開。
４角でも好位に取り付けず、直線では外に持ち出す苦しい展開。
正直、…「惨敗」の２文字が頭を横切りました。
ただ、直線で矢のような伸びを見せ、あっという間に差してきた赤い帽子。
勝ち馬には話されましたが、２着とはクビ差。
位置取りを考えたら実力差は歴然でした。

今回のレース、勝てませんでしたが収穫は多かったと思います。
まず、レースに対する融通性。
⇒ルメ＆豊の人気２頭は思うようなレースができず結果は惨敗…。
稍重馬場もこなしてくれましたから、道悪もある程度は大丈夫。
「逃げる競馬」も「差す競馬」もできる。
課題は馬体重でしょう。
おそらく４人気に落ちたのも-8kgが嫌われてのものでしょう。
ただ隼人のコメントにあるように未勝利は順番待ちかと思います。

まずはレース後のケアと反動がないこと。
そして優先が取れましたら、次走はきっちり結果を残したいですね。