春は総崩れであった殿福厩舎。
当面、期待ができるのは、2歳馬のみ😓
3頭が夏競馬に向けてスタンバイしています。


◇リナーシェ(広尾)

16日(土)に栗東トレセンへ帰厩。
坂路にて普通キャンター1本を消化しています。
「牧場で軽くリフレッシュを挟んだことで少しでも体が増えたことですし、向こうでも順調にきていましたからね。
トレセンに戻し、第3回阪神開催(6/6〜28)でのデビューを目標に進めていこうかと思います」
(武幸調教師)

貴重な父キンカメです。
広尾については、新規出資を止めています。
この馬が勝ち上がらなければ、縁がなかったと判断して退会する予定です。


◆ユリシスブルー(シルク)

ノーザンしがらき
「この中間も同じメニューで調教していますが、疲れを見せることはありません。
飼い葉食いが悪くなることもないので、ここまで何の心配もなく進められていますよ。
坂路での動きは力強く、大きな体をしっかり使って走ってくれます。
今のところ、6月に入ってから帰厩させる方向で西村真幸調教師と話し合っています。
それまでじっくり時間を掛けて鍛えて行きたいと思います。馬体重は536kgです」

7月の阪神でデビューの予定です。
POG関連でも取り上げられているようですし、期待は大きいです。
何より「姫福の相馬眼」にかなった馬です。
2歳重賞に手が届く位の活躍をしてくれたら嬉しいですね。


◆ミッシングピース(ユニオン)

パイオニアファーム
現在は、屋外のダートコースでハロン18秒を上限としたキャンターを1800〜2400m。
週1回は門別競馬場の屋内調教用坂路900mの2本目を15-15で乗っている。
現在の馬体重は465kg。
移動後に減少していた馬体重がようやくプラスに転じたきた。
元々充分な馬格を有しており、そこに筋肉の張り具合も次第に良くなってきた。
これは良い傾向と言える。
また、ゲート練習では通過、扉を開けたまま駐立も無難にこなせている。
落ち着きを保っている点も好感が持てる。

今後の入厩に向けた調整は栗東トレセン近郊の三重ホースで行うことになった。
月曜日にパイオニアファームを出発。
ワンクッション置いて、無事に到着している。

こちらはまだ入厩の話が出ていませんが、ウニにしては育成が早い方です。
順調にいけば、夏競馬後半でのデビューが具体化してくると思います。

2歳戦は「夢」がありますね。
前評判が高くても、デビューしてみなければ、能力のほどはわかりません。
ただ、今の時期は「リップサービス」込みで希望が持てますね。