◆ルペールノエル

イクタTF

藤原英昭調教師からの指示もあり、調馬策運動を行っている。
特に傷んでいる箇所は見られず、大きな疲れもなさそう。
道悪を走った事によるダメージは感じられない。
1週間から10日程度は今くらいのメニューを続けて心身の疲労回復を図っていく予定。
「あの馬場で競馬したのでもっと苦しいところがあるかと思っていましたが、大丈夫そうですね。
背腰の疲れもましです。
これならいつも通り立ち上げていけるでしょう。
今週中に、獣医さんにショックウェーブとオゾン治療でケアしてもらうつもりです」（担当者）

とにかく現役続行、小倉でラストチャンスがもらえたことが何より。
幸いレース後も大きなアクシデントはないようですし。
まずはしっかり休養して、乾坤一擲の大勝負に臨みましょう。


◆アドレ

ナルタ牧場
骨瘤の熱感が落ち着いたことから、先週の土曜日に焼烙治療を行っている。
調教は休まず続けており、現在はダクとハッキングを合計3000〜4000m乗っている。
骨瘤は今回の治療で落ち着くものと思われる。
もうしばらくは今のメニューを継続して良化を促していく。

一息入れて、北海道の滞在競馬でよいと思います。
厩舎関係者がよく面倒を見てくださいますから、まずは一安心。
よいガス抜きになってくれたらと思います。


◆クイーンズバラッド

名張ホースランドパーク内きおりステーブル
引き続き、周回コースや坂路で軽めキャンターを乗っているが、覇気に欠けるところは変わらず。
馬房や引いている時にだらっとした印象が強い。
歩いているというよりは歩かされているといった表現か。
動き自体に問題はないが、やはり活気という点で物足りない感は否めない。
当初は短期の予定だったが、もうしばらくはリフレッシュに専念することになりそうだ。
馬体重は450�圈�
「元々、ピリッとしたところのある馬。
落ち着きがあるとか大人になったとかとは違うような気がします。覇気がないんですよ。
以前のような良さが感じられません。
それなのに乗るとテンションが上がるんですね。
気持ちと体のバランスが取れていない印象です。
今は無理せず我慢した方が良いかもしれません」（担当者）

ちょっとトーンダウンしてきましたね。
厩舎サイドのコメント程、走りにその片鱗がまだ見られません。
夏競馬で目途を立ててくれないとちょっと厳しいです。


◆ネージュダムール

宇治田原優駿ステーブル
先週の水曜日に1本15-15を行ったところ、馬体重が413kgとやや減少。
飼い葉を食べてはいるが、負荷を強めたことが影響したようだ。
そのため、その後は普通キャンター中心に調整している。
前向きさもあって動きは良いが、やはり馬体の維持が課題だろう。
なお、寺島調教師から「5月一杯は休養に充て、6月になったら帰厩させたい」と伝えられており、
そこを目標に調整していく予定。
「まだ弱さが残っているようですね。
行く気があるし、動きはすごく良いのですが…。
少しでもプラス体重で送り出せるように、いろいろと工夫していきます」（担当者）

能力は絶対未勝利クラスではないはずです。
早く勝たせて、馬体の成長を促したいのが本音です。
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