◇トリフィス

土曜 東京12RＲ ダ1400（ 53佐々木）

スタートを無難にまとめ、スピードを利かせて先頭へ。
直線に向いて後続とのリードを広げ、そのまま逃げ切りを図りました。
最後は半馬身交わされてしまい、結果２着での入線となっています。

「初めての競馬でしたからあまり逃げたくはなかったのですが、出たなりでもスピードがありましたので行くことにしました。
いいペースで逃げることが出来ていたものの、直線に入ったところで後続が気になったのか耳を動かして馬がブレーキを踏むようなところがありました。
結果的にはそれが最後に影響したように思います。
距離は短いほうがイイはず。
２着でも（未勝利馬のため）次走への優先権がないのがツラいところです。
初戦でこれくらいのパフォーマンスが出来たことは評価できますよね」
（佐々木騎手）

「能力がありそう、やれそうなのは分かっていました。
調教量が足りない中でもここまでレースが出来たのは、やはりこの馬の力ということでしょう。
爪など懸念点がある上に、未勝利馬ゆえの難しさもあります。
何とかうまく仕上げて勝たせてあげられればと思います」
（矢作調教師）

恐るべし！矢作厩舎😅
仕上がり途上での１勝クラスデビューとなりましたが、充分通用しますね。
レースの使いどころが難しいですが、早く１つ勝たせて楽をさせたいです。
地方へ出して、さっさと勝たせて帰るという選択しもありますかね🤔

次走については、状況次第としつつも
「新潟のダート1200ｍあたりも候補となります。
ただ、芝スタートになるのが少々気掛かりです。
上がりの状態を確認しながら、入れそうなレースに投票していきましょう」
と矢作調教師。
とにかくレース後のダメージがないことがまずは最優先でしょう。


◇メリタテス

日曜 京都6R ダ1400（ 50古川奈穂）

やや寄れ気味のスタートから、前半は好位３〜４番手の内を追走。
直線に向いてジワジワと脚を伸ばし、結果３着での入線となっています。

「今日はキックバックもそれほど気にしなかったですし、まずまずいい位置で競馬はできました。
ただ、内枠からの追走でポジション取りに脚を使ったぶん終いで弾けず、ジリジリとした伸びになってしまいました。
出して行かないと好位が取れないところを見ますと、少し距離が短いのかもしれません。
テンションは続けてレースに使っても問題ない範囲でキープできています。
このクラスで先行してもいい競馬ができることが分かったのは良かったです」（古川奈騎手）

ゲートからの行き脚がつかず、少しずつ気合いをつけながら先行集団へ。
最後で何とか一頭交わして３着となりましたが、直線での切れ脚はなし。
やはり外枠の方が良いのかも…🤔
まだまだレースに注文がつきますが、クラス慣れもしてきました。
古川騎手も適性や特徴を把握しつつあるようで、期待が持てます。
やはり単なる逃げ馬にはなってほしくないですから、今日はこれでよし。
なお、この後について、関係者は

「北海道から使い詰めで、テンションも高い馬です。
権利は獲れましたけど慎重に。
続戦するか一旦放牧を挟むかどうかは週明けの状態を見てから決めていくことになるかと思います」
（岡助手）
とのこと。
ここまで来たら、三場開催の裏で距離延長して、勝たせて放牧したいです。

それにしても、矢作厩舎って凄すぎ💧
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