◇ベルジャッド

中京4R 晴 良 3歳新馬 ダ1800
1:58.4(2.0) 9/16 55酒井学 410(初)

スタートで後手を踏み、控える格好になって後方から。
道中は内めを追走し、ロスなく進めていきました。
勝負所では徐々に進路を外に取って直線へ。
追ってからはじわじわと脚を伸ばしましたが、上位に迫るほどの勢いはありませんでした。

「簡潔にいうと『悪くない』ですね。
スタートは1歩目で出なかっです。
内枠を引いたことあるので今日は砂を被せるように進めてきました。
返し馬では頭を上げ気味でしたが、道中は大丈夫。
ただ、口向きに難しいところがあってずっと右に抜けていたんです。
それを修正しながらということもあって直線では伸びそうで伸び切れませんでした。
でも、力はしっかりたまっているんです。
まっすぐに取って走ることができれば、もっと良い脚が使えるようになりそうですよ。
1400mだと追っ付け追っ付けになりそうですし、もう1回1800mで良いでしょう。
慣れも見込めるでしょうし、次は良くなってくると思います」
(酒井学騎手)

酒井騎手がしっかりとしたコメントをくれました。
まぁスタートで出負けしたことで、こうなりますよね。
そもそも前に行っていないと厳しいですから。
ただ課題もはっきりしましたね。
口向きについては、今後の大きな課題です。

問題は馬体重でしょう。
そもそも小柄ですが、410kgでダート競馬はさすがに厳しい…。
ネージュダムールもそうでしたが、芝の適性をみてみたい。
今回は完全に仕上がってのレースでした。
次走もダートを使うにしろ、除外はつきまといます。
まして芝となると、出走はまず無理でしょう。
体調も下がることはあっても、上がることはない状態。
ここは一度出して、体調を整えて再度レースに臨む。
これが得策のような気がしております。

いずれにしても、まずは無事にデビューできたことを良しとします。