今日はちょっとフルーヴの話を。
先日、08年の種付け状況が送られてきました。
…1頭(受胎は未確認)…厳しい現実です。

フルーヴは母が女傑ロジータ、父がパラダイスクリーク(←この父が原因か?)で成績は帝王賞、川崎記念、オグリキャップ記念(レコード)、ダイオライト記念(不滅のレコード)の重賞4勝。雄大な馬格と卓越したスピードを備えた種牡馬であり、中央はともかく、地方のダートでは母系からも活躍が期待できる…と勝手に思い込んでいたのですがニーズはないんですよね(泣)

【産駒の状況】
06年度産…1頭(ただし、先天的に体質が弱くクラブで募集されず。)
07年度産…8頭?(牡馬6頭。牝馬については一部が行方不明。)実質初年度。
08年度産…3頭?(だったと思う。)

現実はSS系飽和時代の到来を受けて、非SS系統にも注目が集まっているものの血統的(いわゆる良血)背景がないとお呼びがかからない。重勝を勝っていない、一介の条件馬でも良血なら種牡馬に上がれる時代。たとえ母が地方の雄・ロジータでも種牡馬としてのフルーヴは対象外なんですかね。
フルーヴ会(シンジゲート)も昨年の7月からHPは更新されず、情報は滞ったまま。シンジゲートは3年間の期間限定でしたから、まぁ一年間(実質初年度)の延長はあったとしても解散の可能性が高い。奇跡でも起きれば別だがそうは甘くないでしょ。
願わくば、フルーヴの血が後世に受け継がれればねぇ。



【注目の産駒】
ロジータ07(牡馬・父クロフネ)
初の芦毛です。もしかしたら最後のロジータ産駒かも。
07年産駒ですが「ダートの鬼」になるかもしれませんよ(笑)