今週末で藤沢師をはじめ、６人の調教師が引退されます。
自分が競馬に嵌まりだした頃の調教師が多いですから時代の移り変わりを感じます。
様々な媒体でコメントが掲載されていますがいちばん印象に残ったのが美浦古賀師。

古賀師
「もともと競馬が、というよりは馬が好きで（競馬サークルに）入ったんだ。
３０年前からしたら、この中も変わった。
馬の質や馬具だったりね。
放牧で馬の出し入れすることも多くなったけど、何で自分の手元で調教しないんだろうと思う。
これも時代の流れなのかな。
俺みたいなアナログ人間には、ついていけないな。
ちょうどいい辞め頃だと自分で思うよ」

このコメントの後半部分に現在の競馬界の問題が指摘されていますね。
言わずもがなの内容ですけど。
古賀師は近年では年間二桁も勝てなくなってしまいましたがそれはシステムの問題。

特定の牧場とのパイプ、外厩の利用、有力馬の使い分けと過度の海外遠征。
何より3歳馬が菊回避で秋天出走など…。
レースをつまらなくする要因は相変わらずと言えますね💧

差し障りのない引退コメントが多い中…🙄
気骨ある古賀師のコメントに職人としての在り方を垣間見た気がしました。
古賀師、お疲れ様でした。
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