ねっとわ〜く

趣味の世界、日々の雑感を思いのままに

よしだみほ

トウカイテイオー追悼競走

土曜のメインに「トウカイテイオー追悼競走」の冠が施されます。
関係各所に献花台や記帳台も設置されるとのこと。
『馬なり1ハロン劇場』のよしだみほ氏も「大好きな時代が終わった」とのコメント。
まだまだ「ぽっかり空いた穴」は埋まりそうにありません…。

【紫苑S】
追悼レースですので一応、参加します。
とはいえ…全然わからない(苦笑)

哀悼の意味で2枠
テイオーといえば、ピンク色で8枠
28の枠連
そして2枠の内田と8枠の戸崎の馬連・ワイドで。
勢いなら1000万クリアの大知の馬と実績からゴミ裏の馬。
ただ…何が来てもおかしくないからねぇ…

【阪神5R新馬】
ヤマニンルポ(牡)

父・スペ
母・ヤマニンシュクル
栗東・浅見、四位騎乗

紫苑Sよりこっちの方が気になりますね。
父スペ、騎手四位なのは残念ですが…
母は言わずと知れた、テイオー産駒のGI馬!
母父テイオーの最高血脈であります。
話題先行で実力が伴っているかは未知数ですが…

せめてBMSとして…

注目のレースです。

稀代の名マイラー

ダイタクヘリオス

通算35戦10勝 
重賞7勝(内マイルCS2勝)

名マイラーというより「迷」マイラーだったかもしれない。
マイルCS2回にマイラーズカップ2回というようにマイルに強いのは確か。
しかし1200のクリスタルから2000の高松宮杯までその適性は広く、オールラウンドであったと思う。
中でも92年の毎日王冠はスタートから一気にゴールまで押し切るという強い内容で、後続に影すら踏ませない圧倒的な内容であった。
さすがに次走の天皇賞では3人気に支持されるものの、本来の適性外の距離と展開がたたり失速・8着は仕方のない結果であった。
またヘリオスはとにかく人気を裏切る馬で、特に古馬になってからは1人気に支持されると連を外し、勝つときは人気薄がほとんどという、エリモジョージ(古っ)みたいな馬であった。
厩舎ではおとなしいのにレースに行くと煩いのも特徴で、まさにつかみ所のない愛すべき一発屋だった。
馬券では結構泣かされたものの、美味しい馬券にもありつけたこともあって、次第に「次はどんなレースをする?」と興味が尽きない馬だった。
ラストランとなった有馬記念。「いくらなんでも冗談だろ」と思っていたら堂々と出走してきた。
「何かしでかすか?」と期待し有馬で勝負したら、見事に撃沈。
しかもレースを引っ掻き回すだけ引っ掻き回し、その「らしさ」を存分に見せつけての引退であった。
もう笑うしかなかった(笑)

ヘリオスを語る上で欠かせないエピソードが2つある。
ひとつは騎手・岸滋彦との出会い。
迷手は迷馬にふさわしい。晩年は華がなくなり、ひっそりと引退してしまった岸騎手。
彼にとってヘリオスは代名詞とも言える馬。
騎手として全ての悲喜こもごもはこの馬との歩みであったと思う。
語り継がれる迷馬に出会えたことは、今となってはかけがえのないものであった。
もう1つは漫画家よしだみほ氏によるダイイチルビーとのマンガ。
「ヘリオス・ルビー恋物語」と題されたシリーズはたまたま出走が重なった両馬をモチーフに描かれたものであるが、あれよあれよとシリーズが一人歩きし「名作」となった。
このシリーズでヘリオスのファンは一気に増えたと今でも信じている(笑)
現実にはけっして結ばれることのなかった両馬。
しかしこの思いは「ウィニングポスト」というゲームの中で実現するというオマケが付いた。
産駒には恵まれなかったヘリオスも一応、ヤマトというGI馬も輩出、メンツを保ったことは嬉しい限りである。
昨年、ルビーも他界し今年はヘリオス。来世では結ばれるといいなぁ…。

最後に繋用先であった青森の山内牧場さんのブログから言葉を引用させていただく。
そして、この項を閉じさせていただきたいと思う。

『ヘリオスの前にヘリオス無し、ヘリオスの後にヘリオス無し』…合掌
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殿福

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