ナリタトップロード

2012年12月12日00:00

カテゴリ: お馬談義

さらば！渡辺薫彦

【渡辺薫彦、引退】
ついにこの時が来てしまいました…。
このblogで活躍を生暖かく見守ってきたナベ彦（37）が…

20日付で引退し、沖厩舎で調教助手となります。
もちろんゆくゆくは調教師となるべく、準備に入るわけです。
この愛すべき、ヘタレ騎手は身体能力はずば抜けていました。
ただ優しい性格が災いして騎手としては３流以下

勝負師としては明らかに不向きでした。
それでもここまでやってこれたのは、一重に周囲の方々のお蔭でしょう。

先週までの成績
９勝（通産３３９勝）
ＧＩ１勝（菊花賞）
重賞１０勝
・ナリタトップロード
・メガスターダム
・ナムラサンクス
・タマモホットプレイ
・サウンドバリアー

ナベ彦クラスの騎手でココまで結果を残せたのですから、上出来です。
愛妻『おけいはん』との間に今年、初仔も誕生したとか。
今週がラストライド。
お世話になったファンや関係者の皆様のために、最後の一花を咲かせて欲しいものです。

目指せ！区切りの340勝

タグ：: 渡辺薫彦; ナリタトップロード; タマモホットプレイ; 引退; サウンドバリアー

2011年10月19日00:01

カテゴリ: お馬談義

菊花賞馬と言えば…?!

菊花賞…

。
実はクラシックの中でいちばん好きなレースです。
格式から言えばダービーなんでしょうが、やっぱり菊花賞なんだな（笑）
今年はオルフェの三冠がかかる大一番のレースですね。

菊花賞馬といえば、どの馬が印象に残っていますか？
殿福は競馬を本格的にやり始めた時がサクラスターオー。
メジロマックイーンの勝利で嵐山Sに特別な意識を持つようになったし（笑）
バンブービギンではかなり儲けた

でも…いちばん印象に残っているのはビワビワであります。
（ナリタトップロードは姫福に敬意を表し、対象外とします）

ビワハヤヒデ
父シャルードという変り種の芦毛馬。
BNWというライバル達と共にクラシックを賑わせたあの頃…。
ビワ、人気してもどうしてもGIがとれず、２着。
待望のGIが菊でした。
しかも（よしだみほ氏、曰くの「ヌーディティ」）赤メンコなしの素顔での勝利。
顔がデカイとかハナが長いとかそういう問題ではなくて（笑）、
２着続きの馬が初めて掴んだ勝利に、素直に拍手を送りました。
テイオーとの有馬ワンツーなんて、鳥肌たったし…

。
のめり込む馬ではなかったですが、何となくいつも気になっていた馬。
同時に安心して馬券が買える馬、それがビワビワでした。

余談ですが、以前ネットで「馬占い」なんてものがありまして…

生年月日とか血液型とか入力すると、自分がどの馬になるか出てくるんです。
殿福の結果が…ビワビワでした。
（ちなみに姫福はファレノプシス）

ビワビワは…

「何でも真面目でコツコツ、常に手を抜かず全力投球。」
「ぴったりな職業は○○とか△△です」
なんて、書いてありました。

実はこれが的中（職業＝○○）してまして

ビックリ（笑）
ビワって殿福とキャラがかぶるそうです。

皆様方の印象に残る菊花賞馬とは、どんな馬達ですか？
コメントお待ちしております

タグ：: 菊花賞; ビワハヤヒデ; ナリタトップロード; オルフェーブル; 三冠馬

2009年08月02日16:50

カテゴリ: お馬談義

ハナ差、４着…orz

エーティボス、４着。
せめて３着なら馬券も的中したし、トップロード産駒の面目躍如だったのになぁ…

そもそも偽乳がチョイスした時点でいや～な予感がしたのだよ

しかし角田は騎乗馬に恵まれない割によく乗れてますね。
厩舎もミッキー（初重賞制覇？）だし仕方なし。

ラスト、大外からエリモハリアーがかっ飛んできたのは

。

【直千の検証】
通産５戦１戦
回収率64.7％
う～ん、微妙だ…。

タグ：: 小倉記念; エーティボス; ナリタトップロード; 直千の検証

2009年04月25日16:52

カテゴリ: お馬談義

ベッラレイア、夢潰える

残念至極です…。
完全に馬場に泣かされましたね。
レースを見ていて２角で大敗することを予感しました。

確かに仕上がりはよかったと思います。良馬場ならばとも思いました。
しかしこれも「運」ですから仕方がありません。

これでＶマイルへの出走は、ほぼ不可能になりました。出走できても福島の泥田を走った反動がないわけありません。
GIで好走できても今度はその反動が大きなツケとして残ることでしょう。

ラストチャンスは秋。
この後は秋に向けてＯＰなりＧ３なりを確実に勝ち余力を残して一息入れるコトを望みます。

夢々、宝塚何てヤメテくださいね。
可能性はかなり低いですが秋に大輪の花が咲くことを祈ります。

タグ：: ベッラレイア; 福島牝馬S; ナリタトップロード

2009年04月25日09:03

カテゴリ: お馬談義

今日の勝負鞍　メトロポリタンＳ

予期していたこととはいえ、この天気。
全国的に道悪競馬となりますね。
福島牝馬のベッラレイア…どうなるかなぁ。

【メトロポリタンＳ】
勝負鞍はこちら。
◎プロヴィナージュ
○スノークラッシャー
▲ドットコム

道悪で紛れもありそうですから絞ります。
馬連・ワイドのボックスと３連複で。

【福島牝馬Ｓ】
ベッラレイアが出る以上、意地で買います。
◎ベッラレイア。
仕上がりもよく良馬場なら勝てると思います。
道悪競馬は苦手ですが、底力に期待します

相手はボックスとします。
実績のあるマイネ、騎手がレースと相性の良いリビアーモ
トップロード産のメジロと父がツヨシのカレイジャスミン

◎から馬連流し。
この馬場ですから、やむを得ずピンカメを加え５点。

◎１頭軸３連複流しで６点
道悪だけに万が一のことを想定してワイドボックス。
実力は二枚は上ですから条件不利でもくると信じます。

「想いはひとつ、頂点への道」
ベッラ、お前さんまだ極めてないぞ!!

タグ：: メトロポリタンs; 福島牝馬S; ベッラレイア; ナリタトップロード; プロヴィナージュ

2009年04月22日10:55

カテゴリ: お馬談義

トップロード産駒

週刊「福スポ」

【アンタレスＳ】
有力馬のエスポワールがかしわ記念に向かうため回避。
これにより５連勝中の話題馬、ウォータクティクスが単騎な逃げになるのは確定的。
こうなると目標とされるタクティクスがどこまで粘れるかがカギですね。
俄然、ワンダースピードに展開が有利になった気がします。
差し馬にも出番がありそうなので…ひょっとしてトウコン？（笑）

【ベッラレイア】
ほぼ福島牝馬Ｓに出走かと思われます。
このレース、気になる馬が１頭登録しています。
☆メジロフォーナ（父・ナリタトップロード）

気になったので調べてみました。
四歳１３戦３勝（小樽特別・野島崎特別）
芝中心に使われるようになって頭角を現してきました。
除外対象ではないみたいなので、好走を期待しています。

ついでに他のトップロードの代表産駒もチェック
エリモハルカ（OP・牝）
コスモピロリ（1600・牡）
エーティーボス（1600・牡）
トムトップ（1000・牡）
ビッグスワン（1000・牡）
ナリタトルネード（1000・牡）
こんなとこです。
結構寂しいなぁ…(T-T)

【殿福厩舎】
我儘王子、本日帰厩予定!

タグ：: ナリタトップロード; ベッラレイア; 福島牝馬S; メジロフォーナ; アンタレスS

2008年09月05日13:18

カテゴリ: 一口馬主; お馬談義

エルクラシコ、入厩！

エルクラシコ

昨日、栗東トレセン田所秀厩舎に入厩しました。
500㌔を越える雄大な馬格をほこるナリタトップロード産駒の牡馬。血統的にもマックスビューティを叔母に持つ良血。期待されている存在です。
…が、何故か、な･ぜ･か「芦毛（汗）」。期待と裏腹に「お笑い系」にならないよう祈るばかり。ちなみに姫福にエルクラシコと言ってもおそらく「？」の反応。エセトップ（ロード）と言えば、「ああ」となる…。
不憫よのぉ～(T-T)

小倉、新潟の２歳Ｓが確定しました。ツルマルジャパンが最悪の１枠。このレース、６～８枠が圧倒的に有利（過去９年間で14頭が連対）なだけに外枠なら鉄板だったんだけどねぇ。ま、能力の違いを見せてくれることを期待しています。

タグ：: エルクラシコ; 小倉2歳S; 新潟2歳S; ツルマルジャパン; ナリタトップロード

2008年05月14日07:58

カテゴリ: 私的名馬館

不世出の名馬

ナリタトップロード
菊花賞

記録よりも記憶に残る馬だったと思う。
何よりその光り輝く栗毛の馬体と端正な顔立ちは、見る者全てを魅力し、醸し出す雰囲気は気品すら漂わせていた。
その馬の名はナリタトップロード。
屈指の名ステイヤーであった。
一流馬の彼ではあったが、残念ながら超一流馬ではなかった。
それ故、大レースでは取りこぼしが多く、常に強さと危うさを背中合わせに持つレースが続いた。
彼を語る時、もう１つ欠くことのできない要素、それが騎手渡辺薫彦の存在。
性格だけが取り柄のおよそ勝負事に向かない青年騎手。
この二流騎手と超一流になれなかった馬のコンビだからこそ、彼達の物語は完結したのである。

「勝利至上主義」の風潮が強い競馬界において騎手の乗替は日常茶飯事。
そんな中、無名に近い騎手を乗せ続けた関係者の英断には頭が下がる思いである。
コンビも期待に応え日々成長し続けた。
特に印象的だったのがダービー。
想像を絶する重圧の中、あと一歩、本当にゴール寸前で豊に差された。
してやったりの豊に対して悔恨の念を隠せない渡辺。
この光景こそが「このコンビの成長を見守っていきたい！」
とトップロードファンの心を鷲掴みにした瞬間（姫福はまさにそれ。）であった。

秋、トップロードは菊の大輪を咲かせる。
ファン待望の瞬間であった（和田の乗り損ねという説もあるが、勝ちは勝ち）
が、これからが苦難の始まりだった。中山（有馬）はともかく、本番で結果が出ない。
前哨戦で圧倒的なパフォーマンスを見せても本番につながらない。
ファンの期待は常に高まり、そして結果に落胆する…。
ＧＩ馬の彼にとって、２着以下の着順はもはや無意味。
ファンの期待は「２冠目」だけだった。当時のファンのコメントにこんなのがある。
「いつもハラハラドキドキ、勝っても、負けてもトップロードのレースは泣けちゃうんだ…」（by姫福）
「トップロードに競馬の全てを教わった」（by姫福）
また、彼は木刀騎手のお蔭で落馬競争中止となり危うくPTSDになりかかったり、渡辺とのコンビ解消の危機？
に陥いったりと、幾度かアクシデントにも見舞われることもあったが、何とか無事に競争生活を終えることができた。
引退レースとなった有馬記念で不利な条件にもかかわらず好走できたのは、ファンの汗と涙の後押しがあったからに他ならないと今でも信じている。

引退後、種牡馬となった彼に会うため北海道に行った。
のんびりと草を食む彼の姿に、内国産種牡馬不遇の時代に１頭でもいいからＧⅠ馬を輩出してほしい!!
そんな祈りを込めた。
…訃報は翌年に届いた。
ただ、ただ絶句した…。
残せた世代はわずか３世代…。
それでも競馬会は日々動き続ける。
ファンの夢とロマン、願いをのせて…。
今週、ベッラレイアが出走する。
トップロード産駒でいちばんＧⅠに近いところにいる仔だ。
「頂点への道」を駆け上ってくれることを祈りつつ府中に行く。
殿福家にもラストクロップがいる。
「エルクラシコ」という名でマックスビューティの甥にあたる馬である。この馬、難点は芦…。
いや、今は言うまい!!トップロードの仔には変わりない!!

最後に訃報に接したときの姫福の言葉を紹介し、今日のブログを締めくくりたいと思う。
本日は長文を読んでくださり、ありがとうございました。

「これからも大好きな馬、応援する馬は現れると思う。
でもトップロードほど夢中にさせてくれる馬は、二度と現れないと思う」（by姫福）

≪追記≫
ベッラレイア（別項あり）はGIを勝てずに引退。
ウチのエルクラシコも未勝利で終わりました。
トップロードの血脈が残されていくことを、ただ、ただ願うばかりです。

タグ：: ナリタトップロード; 渡辺薫彦; ベッラレイア; エルクラシコ

2008年05月13日11:15

カテゴリ: お馬談義

ベッラレイア、見参！

トキノミノル像の所で「Club KEIBA」

いよいよベッラレイアが復活します。
今週のヴィクトリアマイル、府中まで殿福家は応援に出陣（参加者募集中）です。
国領で不発弾の処理がされていようが、ウォッカが出て来ようが、来まいが関係ありません。
◎はベッラレイア!!今回は「私情」に走ります。

ベッラレイアの父、ナリタトップロード。彼こそ殿福家を「競馬の世界」にいざなってくれた馬です。殿福自身はもっと早くからこの世界（笑）に漬かっていましたが、姫福はトップロードを通してでした。早世した父の遺伝子を後世に受け継ぐ産駒、それがベッラレイアです。殿福家では彼女をデビューの時からずっと注目していました。そして、その鮮やかな勝ち方に魅了され「一等星はこの仔!!」と早くから信じていました。特に姫福はインパーフェクトが注目されていた頃もその活躍？には見向きもせず、一環して「ベッラが上だよ。」と言い放っていました。
満を持して応援に駆けつけたフローラＳ、ハナ差の勝利に喜び、逆にオークスではハナ差に泣き、秋に勝てると信じた秋華ではダスカに屈し、今度こそと思ったエリ女は出走がかなわず、まさに砂を噛む思いで応援し続けてきました。
休み明け、マイルと条件的には厳しいものがあります。ウォッカをはじめ強敵・難敵もいます。でも勝利を信じて応援に行きます。

　「想いはひとつ、頂点への道」です。

明日は父・ナリタトップロードについてお話します。

タグ：: ベッラレイア; ヴィクトリアマイル; ナリタトップロード