ねっとわ～く : POG - livedoor Blog（ブログ）

2011年06月14日00:01

カテゴリ: お馬談義

活躍馬の弟妹は走るか？

さてPOGの季節が本格化してきました。
この時期、いつも話題となるのが活躍馬の弟妹や仔たち。
いわゆる良血

。
果たして走るのか？

経験上、大活躍した馬の弟妹は走らない、と思っている。
また種牡馬のグレードが下がった場合も要注意かなぁと。

例えばヒルノダムール。
３歳（父ネオ）はまだ未出走の状態。
ではPOGの対象となる09年産駒は…父リンカーン

尚、10年産駒は父ブラックタイド

11年産駒はマンカフェ

POG的にはパスが正解じゃないですかね。

二冠馬オルフェーヴル。
兄ドリジャでステゴとの相性は抜群です。
で今年の09年産駒は何かといえば…

ディープインパクト

…判断難しいですね。
種牡馬としてのディープは素晴らしいって言えば確かにそうですが…

付けてる繁殖の質を考えると…こんなもん？って感じで。
走って「当然」の良血の高馬ですが、それに見合う活躍ができるかどうかが問題。

ちなみにエプソムＣで大楽勝のダークシャドウ。
姫福が血統を調べて、気がついたことがひとつ。
土曜に推奨して、３着に負けたエフティシュタルクの半兄だった…

ダークシャドウの兄はチョイワルグランパ。
並べるとこうなる

・チョイ悪（父カフェ）
・ダーク（父ダンス）
・シュタルク（父ｷｾｷ）

こうしてみると、シュタルクは勝ち上がってしかるべし。
未勝利に手間取っても、リズムに乗ればトントンと行く可能性もあり

尚、シュタルクの下は…
09産駒ハーツ
10産駒クリスエス
母系は勝ち上がり率が高く、いわゆるクズが出ない血統。
加えて、ここ数年の産駒からSS系統とは相性がよいですね。
POG、狙って面白い１頭じゃないでしょうか？

後は松博と金子馬、矢作のトコ１頭ずつは押さえとけば、取り敢えずOK

タグ：: POG; ヒルノダムール; エフティシュタルク; オルフェーヴル; ディープインパクト

2011年05月25日00:01

カテゴリ: お馬談義

ダービー歴代優勝馬

ダービー歴代優勝馬を90年まで遡ってみました。
懐かしんだり、予想の参考にしてください

10年フラッシュ内博7人
09年ロジユニ　横典2人
08年ディスカ　四位1人
07年ウオッカ　四位3人
06年サムソン　石橋1人
05年ディープ　武豊1人
04年キンカメ　安勝1人
03年ネオユニ　デ台1人
02年タニギム　武豊1人
01年ジャンポケ角田1人
00年フライト　河内3人
99年アドベガ　武豊2人
98年スペウィ　武豊1人
97年サニブラ　大西6人
96年フサコン　藤田7人
95年タヤス剛　小貞1人
94年ナリブー　南井1人
93年チケゾー　柴政1人
92年ブルボン　小貞1人
91年テイオー　安田1人
90年フウジン　中野3人

ずらっと並べて気がつく事実があります。
優勝馬に「乗替り」はいないのではないかと…

同時にほとんどの馬が人気で優勝している。
例外だった馬は…

フサコンは無敗馬で完全に「盲点」になっていました。
サニブーは皐月賞がフロック視されていたため。
要は「まぐれ」じゃなかったってことでした。
昨年のフラッシュ…。
こちらは京成杯勝ちから皐月３着。
ローテが嫌われましたが、まぐれじゃなかったことは証明済み。
今年の出走予定馬は…

フサコンのような無敗馬はいません。
皐月がフロック視されて人気がなさそうな馬…

デボネア
ダノンバラード

重賞未勝利のデボネアはデッドーリ次第？
タイプ的にはラジNIKE勝ちも共同通信杯でミソつけたダノンか。
皐月では３着に食い込みましたね。
ただ、穴を開けた歴代の馬も３歳でOP以上の勝ち星を挙げていました。
それから考えると３着までって気がしますねぇ

アイネスフウジン、好きな馬でした

希少価値の『ぬい』も鎮座しています。
ＴＶ観戦でしたが、あの『ナ・カ・ノ』コールは忘れられませんね

ネオユニはPOG全国１位の栄冠をもたらしてくれた馬でした。

テイオー、ブルボンも大好きな馬（当然『ぬい』もいる）だし。

チケゾーはドーベル女史
ポッケはパームさんに譲りましょうかね

オークスが水を差された形になりましたから、ダービーは紛れのない、実力勝負を見たいですね

タグ：: 日本ダービー; 優勝馬; トウカイテイオー; POG; アイネスフウジン

2011年05月12日00:01

カテゴリ: お馬談義

POGの季節です

Gallopから別冊のPOG本が発売されましたね。
この時期になると、もう話は翌年に飛ぶ方が多いわけで（笑）
この後「赤本」や「青本」なども順次発売されると思います。

かく言う殿福、一時期、POGに嵌った時期がありました。
運良くネオユニを指名して、全国１位になったことも（→今は昔の話）
とはいえ、一口の方がPOGより楽しいし、本気度合いが違います。
所詮は「ゲーム」ですから。
ただ…愛馬が走らないと、あまりに走らないと…心が折れる
そんな時、気を紛らわせるにはPOGはうってつけでした。
（もっとも、所謂「チョコレート」はやっていませんでしたが。）

最近はPOG熱もすっかり冷め、某紙に一応、参加する程度。
昨年もそうでしたが、今年は…成績が酷い（苦笑い）
強いて言えば、コティリオン（金子馬だから選んだだけ）くらい。
未勝利はおろか未出走も多いです。

・コティリオン
（1.3.2.1）
・カムイフォレスト
（1.2.0.7）
・オメガスカイツリー
（2.0.0.2）

10頭選んで勝ち上がりが３頭…。
やはり、相馬眼はまったく無い様で…。
POGがこの始末ですから一口はもっと悲惨

≪殿福厩舎・３頭≫
シェア王子→解雇
ゲッカ→解雇目前
クレア→予断許さず

迷いに迷っていたウニのアトムチェリーはパスの予定です。
５月末に入厩のメドが立っているようですが…パス。
理由？
「資金不足」です。
現在、殿福家は地デジ化から続く金欠状態。
来週には愛車デミオの車検＋税金の納入もあります。
キャッシュで馬代金＋１月からの飼養代は一括で出ないのです…

…WIN5当たらないかな

タグ：: WIN5; POG; gallop; コティリオン; 一口馬主

2010年05月15日00:30

カテゴリ: お馬談義

京王杯ＳＣ、結論

【京王杯ＳＣ】
◎サンカルロ
コースの相性も良いですし狙い撃ち！

○オセアニアボス
▲マルカフェニックス
△エーシンフォワード

［買い目］
◎○▲の馬連、ワイド箱買いを主力。
◎△の馬連は押さえ。

【ＰＯＧ】
ちょうど今時分からが旬のPOG本。
本屋で一応チェックしてみました。
目的はもちろん自分の馬の取り扱いです（笑）

さすがにディープ一色の様相で、愛馬ペトラっ子は全て載ってました

…イエローブルームは活字だけですか…

いい馬だし血統も相応だし…何故に売れない？
ちょっと寂しい

タグ：: 京王杯SC; サンカルロ; POG; 競馬; ディープインパクト

2008年12月09日06:00

カテゴリ: 私的名馬館

幻のダービー馬

ガレオン通算8戦2勝

父・リアルシャダイ、母・オークス馬のシャダイアイバー
美浦。二本柳俊夫厩舎　主戦騎手・杉浦宏昭

［序章］
コアな競馬ファンなら必ず「幻のダービー馬」を秘めていると思います。
殿福にとってその馬にあたるのが「ガレオン」。
昔、チヨノオーとアルダンのダービーをビギナーズラックで当て、どっぷりハマッた競馬の世界。
ご多分に漏れずPOGを覚えたのもこの頃。
最初に持ったPOG馬がオンエアー（父・セクレタリアト）という良血馬。
当時は血統もわからず、厩舎・騎手の知識も乏しく、「世界の良血」という雑誌の帯タタキだけで決めました。
ところがこの馬が新馬を勝ち、クラシック戦線に乗りかかったから、さあ大変。
地元中山での京成杯、馬券ガッチリ買って応援に行きました。
…結果はレース中に故障発生で予後不良に…。
競馬の悲哀を味わったのはこの時が最初でした。
そして同時にオンエアーの「志」を受け継ぐ馬を同厩舎（二本柳）、同騎手（杉浦）で求め始めたのです。
今から考えれば、ナベ彦のようなマイナー騎手へのこだわりはこの時に始まったのかもしれません。

［ガレオンとの出会い］
翌年、黒鹿毛の元気な仔が二本柳厩舎に入厩してきました。
母はオークス馬の良血。
主戦・杉浦は間違いなく（笑）、直ちに応援馬に決定しました。
ガレオンはデビュー戦を１人気で快勝。
続く芙蓉Ｓこそ３着に取りこぼしましたが続くアイビーＳを勝ち上がり、クラシック戦線に名乗りを上げました。
ところがこの後、どうしたわけか敗戦が続き（府中三歳８着、若葉４着）、迎えたのが運命の皐月賞でした。
この年のクラシックはビワ・タイシン・チケゾーという、いわゆる「BNW」の年。
近走で敗戦していたガレオンは９番人気の低評価でした。

［運命の一瞬］
皐月賞の時は正直、単複を思いっきり勝ってました。
レース前の低評価を覆すがごとく見事に３着に入線…のはずだった。
馬券も複勝ががっちりだった…結果はご存知の通り。
ステージチャンプの進路を妨害したことで痛恨の降着。
VTRを見る限り、豊のタイシンがよれて押し出される形でガレオンが斜行したように見えたのですが…。
これにより手に入れていたダービーのチケットはフイになってしまいました。

［乾坤一擲の勝負］
元々脚下に不安があったガレオン。
陣営はダービー出走を目指してNHK杯出走を決めました。
鞍上は停止中の杉浦に変わり岡部騎手。極力、負担をかけず出走権を取ることに徹したレース。
結果マイシンザンに屈し２着でしたが請負人・岡部騎手の本領発揮といったところでした。
そして迎えた運命のダービー…。
結果は４着でした。
外をぶん回した杉浦の騎乗も「芝の良い所に出して…」とも見えましたし、前走で負けたマイシンザンはキッチリ退け、本来の実力はこっちが上というのも立証しました。
故・大川慶次郎氏をして、「NHK杯が余分だった。あの皐月賞の降着さえなければ、この馬がダービー馬だったかもしれません。」と言わしめた馬・ガレオン。
このレース後、腱の不全断裂が発覚、二度とターフに戻ることはできませんでした…。

引退後、種牡馬となったガレオン。
重賞勝ちもない本馬に牝馬が集まるわけもなく、あっという間に種牡馬の座から追われてしまいました。
産駒もガレアスがちょっと話題になったくらいで彼の血を受け継ぐ（牝馬も含めて）者は現れませんでした。
その後の消息は…（泣）。
今では「ガレオン」という馬名すら記憶に残っていないファンも多いんじゃないかと思います。
勝負の世界だけに結果が全てなのは重々承知しています。
でも１人くらい「ダービー馬」の称号を胸に秘めているファンがいてもいいですよね。

トップロードに続く第二弾。やはり長文になってしまいました。
ここまで読んでくれた方、感謝いたします。

タグ：: ガレオン; 杉浦宏昭; 競馬; BNW; POG; クラシック